株式会社ソーシャル・エックスは、株式会社北國銀行を傘下にもつ株式会社北國フィナンシャルグループの投資子会社、株式会社QRインベストメントと、インパクトファンドの組成やインパクトスタートアップの伴走支援の協業に向けた検討を始めた。
社会課題解決(ソーシャルインパクト)と経済成長(財務リターン)の両立を目指すスタートアップへの投資を通じて、新しい地方創生をデザインしていく。
インパクトスタートアップとは、社会課題の解決(ソーシャルインパクト)と持続可能な成長(財務リターン)の両立を目指すスタートアップのことで、近年、注目を集めている。
今年3月に中小企業庁が発表した「地域課題解決事業推進に向けた基本指針」の中では、ビジネスの手法で、多様なステークホルダーが連携して複雑な社会課題/地域課題の解決に取り組むことで、ソーシャルインパクトの最大化を図っていくことが示されている。
ソーシャル・エックスは、官民共創型の新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」を通じて、これまでの数々の社会解決型ビジネスを支援してきた。この「逆プロポ」をベースにした、インパクトスタートアップ支援プログラム「ソーシャルXアクセラレーション」は、2023年夏にリリース後、東京都や内閣府、群馬県で採用されている。
今回、ソーシャル・エックスが有する、官民共創の様々な知見・ノウハウと、QRインベストメントが有する投資ノウハウを融合することで、ソーシャルインパクトと財務リターンを両立するスターアップの育成支援を加速させていく。
具体的な協議内容は以下の通り。
・インパクトファンドのあり方について(投資サイズ、投資対
象の社会課題、ソーシャルインパクトと財務リターンのデュ
ーデリジェンスのあり方、投資期間)
・自治体との実証実験を通じたインパクトスタートアップの成
長機会の提供
・北陸地域のインパクトスタートアップに対する伴走支援