10円アップ
ユナイテッド投信投資顧問株式会社が設定・運用する「インドネシア債券ファンド」の平成25年1月期の決算が行われ、収益分配金は80円となった。前期11期の収益分配金は70円で、10円の値上がり。
インドネシア債券ファンドは、ドイツ銀行ロンドン支店が発行するユーロ円債を主な投資対象とし、インドネシア・ルピア建てのインドネシア国債および国際機関債等の運用成果の獲得を目指す。原則として、為替ヘッジは行わない。
2013年1月22日付での基準価額は10293円、純資産総額は278百万円。設定来高値は2012年2月21日の10522円、設定来安値は2012年6月1日の8673円。
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ファンドについて
平成24年12月28日現在の最新の月次レポートによると、ファンドの組み入れ比率はパフォーマンス連動債が96.5%、現金が3.5%。期間収益率は1ヶ月5.02%、3ヶ月16.94%、6ヶ月15.66%、1年15.20%、設定来20.76%。
平成24年12月におけるファンドの騰落率はプラス5.02%。12月の現地通貨建てインドネシア債券市場は全般的に利回りが低下、債券価格は上昇。インドネシア中央銀行は政策金利を10ヶ月連続で5.75%に据え置き。これは国内のインフレは制御可能であり、インフレ懸念は少ないとの見解によるものだ。
ルピアは対米ドルで下落。しかしドルが対円で比較的大幅に上昇し、その影響で対円は上昇。+3.27%となり、12月のプラスリターンに大きく影響した。
インドネシア債券ファンド(毎月分配型)
http://www.unitedinv.co.jp/indonesia/index.html