3ファンドで新たに追加
三菱UFJ投信株式会社は4日、同社の取り扱う追加型投資信託「PIMCO ニューワールドインカムファンド」の「豪ドルコース」「ブラジルレアルコース」「メキシコペソコース」と、追加型投資信託の「PIMCO ニューワールド円インカムファンド」および「PIMCO ニューワールド米ドルインカムファンド」について、それぞれ年2回分配型を新たに追加すると発表した。
従来、これらのファンドは毎月分配型のみでの取扱であったが、今回、それぞれに年2回分配型が登場し、こちらも選択できるようになった。
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米ドル建てを中心とした世界のエマージング債券等に実質投資
「PIMCO ニューワールドインカムファンド」は、米ドル建てを中心とした世界のエマージング債券等を実質的な主要投資対象とし、ファンド・オブ・ファンズ方式で運用されている。実質的に投資する債券は、原則として取得時においてCCC-格相当以上の信用格付けを有しているものに限定し、その平均格付けは原則B-格相当以上を維持するものとしている。ポートフォリオの実質的な平均デュレーションは、3年以上8年以内で調整している。
豪ドルコース、ブラジルレアルコース、メキシコペソコースの3コースがあり、それぞれ米ドル売り、各ファンドの対象通貨買いの為替ヘッジを実施する。なお、各ファンド間でのスイッチングも可能としている。これまでの毎月分配型における決算は、毎月20日(休業日の場合は翌営業日)で、今回新たに追加された年2回決算型では、毎年6月と12月のそれぞれ20日(休業日の場合は翌営業日)を決算日とする。この際、収益分配方針に基づいた収益分配を実施する。
「PIMCO ニューワールド円インカムファンド」「PIMCO ニューワールド米ドルインカムファンド」も、米ドル建てを中心とした世界のエマージング債券等を実質的な主要投資対象とするファンドで、ファンド・オブ・ファンズ方式により運用されている。実質的に投資する債券は、原則として取得時においてCCC-格相当以上の信用格付けを有しているもの限定で、その平均格付けは原則B-格相当以上を維持する。ポートフォリオの実質的な平均デュレーションは、基本的に3年以上8年以内で調整されている。
JPモルガンEMBIグローバル・ダイバーシファイド(円ヘッジベースまたは円ベース)をベンチマークとし、「ニューワールド円インカムファンド」では為替ヘッジを実施、「ニューワールド米ドルインカムファンド」では、為替ヘッジは行わない。これまでの毎月分配型における決算は、毎月20日(休業日の場合は翌営業日)であった。新たに追加された年2回分配型では、5月と11月の各20日を決算日とし、それぞれ決算の際、収益分配方針に基づいた収益分配を行う。
三菱UFJ投信 プレスリリース
「PIMCO ニューワールドインカムファンド」について
http://www.am.mufg.jp/text/20130204release.pdf三菱UFJ投信 プレスリリース
「PIMCO ニューワールド円インカムファンド」
「PIMCO ニューワールド米ドルインカムファンド」について
http://www.am.mufg.jp/text/20130204release-2.pdf