国内債券型部門最優秀賞
投資信託の評価機関であるモーニングスター社が、優れた運用実績とマネジメントを持つファンドを選考する「モーニングスターアワード・ファンドオブザイヤー2012」。
毎年約4000本の国内追加型株式投資信託を対象に選考されている。
大和証券投資信託委託株式会社が設定・運用するファンドでは、「ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)」が国内債券型部門で最優秀賞を受賞した。
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ファンドについて
ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)は我が国の国債に投資するファンド。特徴は、残存期間の異なる債券の利息収入を幅広く確保することを目指しており、等金額投資(ラダー型運用)と呼ばれる運用手法を取り入れている。
ラダー型運用とは、
満期までの期間が異なる債券を、同じ金額ずつ均等に投資を行い、常にラダー(はしご)の形の満期構成となるようにポートフォリオを組成する運用方法をいいます。原則、満期を迎えるまで途中売却をせず、満期償還による資金は再び満期までの期間が長い債券に投資します。したがって、債券の売買に伴う費用を抑え、かつ長期・短期の金利差を平準化することができます。(みずほ信託銀行:信託商品用語集より)
という運用方法。
等金額投資(ラダー型運用)をすることで、金利変動に対するリスクを分散できると考えられる。また償還金を長期債に再投資するが、長期債は短期サイト比較して高い利回りを得られる傾向がある。
日本国債は日本の債券の中で最も信用度が高いとされている。また、株式などと食らえて相対的に価格変動リスクが小さく、為替リスクもない。
さらに発行量・流通量ともに国内債券市場で最大規模であるため、他の債券と比べて流動性リスクも低くなる。
人気の秘密を分析
2012年12月14日付のモーニングスター アナリストの視点(ファンド)では、「ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)」はパフォーマンス、コスト面とも魅力的 という記事が掲載されている。
記事内では、ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)の魅力として、
・パフォーマンスの良好さ(2011年過去5年の暦年リターンでプラスを維持・4年でカテゴリー平均を上回る)
・暦年の標準偏差の上昇(2012年10月末モーニングスター・レーティング5つ星獲得)
・過去1年間のトータルリターンでいずれの月もプラス(2012年10月までの各月末実績)
・低コスト(ラダー型運用ファンドの中でも低コスト、カテゴリー内のインデックスファンドのコスト平均よりも下回る)
・安定した毎月分配(2008年5月から税引き前1万口当たり20円を維持)
を上げ、投資家から大きな人気を集めるファンドだと伝えている。
2013年2月4日現在、ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)の基準価額は10315円、純資産総額は3129.03億円。1年での純資産増減額は+853.19億円。リターンは1ヶ月+0.41%、3ヶ月+0.30%、6ヶ月+0.57%、1年+2.17%、3年+6.81%。
ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)
http://www.daiwa.jp/products/fund/j_governmentbond/index.htmlモーニングスター アナリストの視点(ファンド)「ダイワ 日本国債ファンド(毎月分配型)」はパフォーマンス、コスト面とも魅力的
http://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2012/4q/