メキシコ債券に投資
三井住友アセットマネジメントが、日興メキシコ債券ファンド 毎月分配型)/資産成長型(愛称:ラ・バンバ)を新規設定する。設定日は2013年3月8日で、信託期間は2023年2月27日までの約10年間。
販売会社はSMBC日興証券。当初申し込み期間は2013年2月15日(金)~2013年3月7日(木)まで。オンライントレードでの当初申し込みの締め切りは2013年3月6日(水)となる。
※画像はイメージ
ファンドについて
日興メキシコ債券ファンドは、主としてメキシコペソ建ての債券(国債、政府機関債、地方債、社債、国際機関債等)に投資し、原則として対円での為替ヘッジは行わない。
毎月分配型は毎月、資産成長型は年1回の決算が行われる。手数料無料でコース間のスイッチングが可能だ。
メキシコの魅力
メキシコは、製造・輸出拠点としての魅力が高いと注目を集めている。世界最大の消費市場であるアメリカと、成長が著しい南米諸国に隣接し、しかも労働力の平均年齢は27.4歳と若く、賃金は安い。
IMF2011年世界名目GDPランキングでは14位、1994年にはOECD加盟、G20へ参加など大国の仲間入りを果たしている。
日興メキシコ債券ファンドの主な投資対象債券であるメキシコ国債は利回りが5.1%、メキシコ社債は6.3%。日本の国債利回りはわずか0.2%。メキシコの国債や社債の利回りは、主要な先進国と比較して非常に高い数値だ。
債券市場も大きく拡大しており、中南米においてはブラジルについで第2位、約53兆円の市場規模。これは金融機関を除いた社債市場規模では、中南米でトップだ。
2012年12月に就任したペニャニエト大統領は4つの改革として労働市場の改革、エネルギー改革、財政・税制改革、社会福祉・治安回復を目標に掲げている。今後は経済・社会改革を推進し、貿易立国として基盤を強化すると見られる。
販売用資料の中では過去5年のメキシコペソ(対円)と米ドル(対円)は概ね連動した動きとなっていると述べている。さらに、
今後、輸出の増加や直接投資の増加、経常収支の改善等を背景に、メキシコペソ高が期待されます。(販売用資料より)
としている。
日興メキシコ債券ファンド (毎月分配型)/(資産成長型)
http://www.smbcnikko.co.jp/inv/item/inv/inv_128/index.html