大和証券、「ダイワ・インド・ルピー債オープン(毎月分配型)」の取り扱いを開始
大和証券投資信託株式会社は投資信託新商品である、「ダイワ・インド・ルピー債オープン(毎月分配型)」の取り扱いを4月15日より開始した。
投資対象は、インド・ルピー建ての債券およびインド・ルピー以外の通貨建て債券のうち、インドの政府、政府関係機関、企業が発行する債券となっている。
運用はファミリーファンド方式で行われ、マザーファンドである、「ダイワ・インド・ルピー債マザーファンド」を通して、インド債券等に投資する。
インド債券等の運用にあたっては、大和証券投資信託株式会社の現地法人である「ダイワ・アセット・マネジメント・(インド)プライベート・リミテッド」(所在地:ムンバイ)および、インドの国有銀行であるインドステイト銀行傘下の運用会社「SBI Funds Management Private Limited」の助言を受けることとしている。
インド債券投資に関する留意点
人口12億5,800万人(2012年)のインドは農業、工業、鉱業、ITなどを主要な産業とした新興国であり、国内債券発行残高は、世界第15位の6,206億米ドルとなっている。
インド国外の機関投資家がインドの債券市場においてインド・ルピー建ての債券に投資を行う場合は、外国機関投資家(FII:Foreign Institutional Investors)制度の投資ライセンスの取得に加え、入札等による投資枠の獲得が必要となる。
なお、本ファンドにおいてインド・ルピー以外の通貨建て債券に投資を行う場合は、為替予約取引やNDF取引(直物為替先渡取引)等を活用して、実質的にインド・ルピー建てとなるように為替取引が行われる。
大和証券投資信託株式会社ホームページ
http://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/