JPモルガン・アセット・マネジメント、環太平洋地域に投資する新商品の運用を開始
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社は投資信託新商品「日興JPM環太平洋ディスカバリー・ファンド(愛称:TPパワー)」の運用を4月26日に開始した。
環太平洋地域(アジア・オセアニア、北米、中南米)の企業の株式を主要投資対象とした商品で、運用はファンド・オブ・ファンズ形式で行われる。
「JPMアジア・オセアニア・ディスカバリー・マザーファンド(適格機関投資家専用)」を通してアジア・オセアニアの株式に、「JPモルガン・ファンズ-USグロース・ファンド」を通して北米の株式に、「JPモルガン・ファンズ-ラテン・アメリカ・エクイティ・ファンド」を通して中南米の株式に投資が行われる。
各株式の組入比率は、原則としてアジア・オセアニア株式を60%、北米株式を30%、中南米株式を10%としている。なお、為替ヘッジは実施されない。
投資先として高い魅力の環太平洋地域
環太平洋地域は、高い経済成長が期待できるアジア・オセアニア、シェールガス革命による製造業の復活を果たした経済大国アメリカ、製造拠点・資源輸出国・消費市場としてバランスのとれた市場である中南米などから構成されており、投資先としても魅力の高い地域だ。
また、環太平洋地域にはFTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)、EAFTA(東アジア自由貿易協定)など、さまざまな経済連携があり、この連携によって貿易市場の拡大や投資・競争の促進など、地域各国のさらなる経済成長が期待できる。
このファンドの組入比率(アジア・オセアニア株式60%、北米株式30%、中南米株式10%)は、これらの背景を踏まえて、各地域の将来の経済規模や株式市場の規模・流動性等を考慮しつつ、環太平洋地域の株式のリターンを効果的に得ることを目指して設定されている。
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社ホームページ
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