新光投信、米国企業向けバンクローンに投資する新商品の設定を発表
新光投信株式会社は投資信託新商品「バンクローン・ファンド(円ヘッジ型)2013-06」の運用を6月12日より開始することを発表した。
米国企業向けバンクローン(貸付債権)を実質的な主要投資対象とした商品で、運用による収益は、信託期間(1年)終了時まで投資信託財産中に留保し、信託期間中の分配は実施されない。
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で行われ、ケイマン諸島籍米ドル建投資証券「イートン・バンス・インターナショナル(ケイマン・アイランズ)フローティング・レート・インカム・ポートフォリ-クラスI3$シェアーズ」(以下「バンクローン・ポートフォリオ」)を通して、米国企業向けのバンクローンなどに投資を行い、新光投信株式会社が運用する「国内短期公社債マザーファンド」を通して、わが国の短期公社債などに投資が行われる。
なお、バンクローン・ポートフォリオの運用は、1924年の設立以来、バンクローンの長い運用実績を持つ「イートン・バンス・マネジメント」が行う。
高い利回りが期待できるバンクローン
バンクローンは、銀行などの金融機関が事業拡大などのために資金調達を希望する企業等に対して行う融資(ローン)のことであり、一般的な社債などと比較して弁済順位やデフォルト(債務不履行)後の回収率が高いという特徴がある。
また、このファンドが実質的に投資するバンクローンは、米国企業のなかでも格付けがBB格相当の非投資適格企業向けのものであるため、信用リスクが高い分、相対的に利回りが高くなる。
新光投信株式会社ホームページ
http://www.shinkotoushin.co.jp/fund/download/AT/