三井住友トラスト・アセットマネジメント、新商品「アメリカ高配当株オープン」の運用を開始
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「アメリカ高配当株オープン(年2回決算型)」の運用を5月24日に開始した。
米国の金融商品取引所に上場等している株式(優先株式を含む)および、MLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)を主要投資対象とした商品で、信託金の限度額は3,000億円となっている。
「毎月決算型」と「年2回決算型」の2種類があり、両者の間でスイッチングが可能(販売会社によっては不可の場合もあり)となっている。
毎月決算型は、毎月5日(休業日の場合は翌営業日)に収益分配が行われ、年2回型は3月、9月の5日に行われる。
複数の金融商品に投資
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施される。主要投資対象ファンドである「LM・米国高配当株ファンド(適格機関投資家専用)」を通して、主に「LM・米国高配当株マザーファンド」に投資を行い、さらにそこから米国の株式およびMLPに投資が行われる。
さらに、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社が運用する「短期金融資産マザーファンド」を通して、わが国の短期金融資産等にも投資が行われる。また他にも、コマーシャル・ペーパー等の短期有価証券等に直接投資する場合もあるとしている。
主要投資対象ファンドの実質的な運用は、「レッグ・メイソン・インク」傘下の株式運用専門会社であり、伝統的なプロダクトに加え、MLP、REIT等、総額約572億米ドル(約5兆円)の資産を運用する「クリアブリッジ・インベストメンツ・エルエルシー」が行う。
なお、MLPは主にエネルギーや天然資源に関わる事業を対象資産とするため、これらの事業の環境変化や金利変動は、ファンドの基準価額の変動要因となる。
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社ホームページ
http://www.smtam.jp/fund/pdf/_id_510019_type_k.pdf