野村アセットマネジメント、新興国通貨建ての公社債に投資する新商品の設定を発表
野村アセットマネジメント株式会社は、投資信託新商品「野村エマージング債券プレミアム(毎月分配型/年2回決算型)」の設定を6月27日に行うことを発表した。
新興国通貨建ての公社債等を実質的な主要投資対象とした商品で、分配頻度が異なる「毎月分配型」と「年2回決算型」の2種類から構成されている。
また、購入時には分配金を受け取るコースである「一般コース」と、分配金が再投資される「自動けいぞく投資コース」の2つのコースから選択することができる。
信託期間は平成25年6月27日から平成30年11月27日まで、信託金の限度額は、各ファンドにつき1兆円、収益分配日は「毎月分配型」が毎月27日、「年2回決算型」が毎年5月および11月の27日(休業日の場合は翌営業日)となっている。
オプションプレミアムの確保を目指す「通貨プレミアム戦略」を実施
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施され、ケイマン諸島籍円建外国投資信託「ノムラ・マルチ・マネージャーズ・ファンドV - エマージング・ボンド・プレミアム - Jクラス」を通して、新興国通貨建ての公社債等に投資が行われ、「野村マネーマザーファンド」を通して、円建ての短期有価証券等に投資が行われる。
また、外国投資信託は新興国通貨それぞれについて、円に対する当該外国通貨のコール・オプションを売却することによって、オプションプレミアムの確保を目指す「通貨プレミアム戦略」を実施する。
なお、ここでの新興国通貨とは、当面、韓国・ウォン、南アフリカ・ランド、トルコ・リラ、メキシコ・ペソ、ロシア・ルーブル、ブラジル・レアルを指す。
野村アセットマネジメント株式会社ホームページ
http://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/Y1180236.pdf