日興アセットマネジメント、日経平均株を構成する現物株式に投資する新商品の運用を開始
日興アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「RS日本株式ファンド(愛称:市場リスク配慮型日本株式ファンド)」の運用を6月18日に開始した。
日経平均株を構成する現物株式を主要投資対象とした商品で、信託期間は2013年6月18日から2028年6月16日まで、信託金限度額は5,000億円となっている。
運用はファミリーファンド方式で行い、日興アセットマネジメント株式会社が運用を行う「インデックス マザーファンド 225」を通して国内株式等に投資が行われる。
また、他にも日経平均株価を対象とした株価指数先物取引や、日経平均株価への連動をめざすETF(上場投資信託)などに投資を行う場合もある。
日興アセットマネジメント独自の「リスクセンサー日本株式モデル」を活用した運用
この商品は、通常時は日本株式の実質組入比率を100%とし、日経平均株価への連動を目指すが、株式市場の変動が大きくなると判断される局面では、実質組入比率を50%に引き下げることで、基準価額への影響を抑えることを目指すという特徴がある。
この運用方法により、値動きがわかりやすく、売買のタイミングをそれほど気にしなくて良い商品となっている。株式市場の変動が大きくなるとされる局面の判断には、日興アセットマネジメント株式会社が金融市場の価格変動、信用リスク、為替市場の変動制などを参照し、独自に算出するリスク指標「リスクセンサー日本株式モデル」が活用される。
日本の株式市場は海外投資家のシェアが高いという特徴があるので、大きく変動する局面を捉えるために、このリスク指標は米国など海外の市場動向を重視した設計になっている。
「RS日本株式ファンド」交付目論見書
http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/642029/file/