野村アセットマネジメント、新ファンド「野村通貨選択日本株投信」の運用を開始
野村アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「野村通貨選択日本株投信(毎月分配型/年2回決算型)」の運用を6月27日に開始した。
日本の株式を実質的な主要投資対象とした商品で、運用はファンド・オブ・ファンズ方式で行う。ケイマン諸島籍円建外国投資信託「ノムラ・マネージド・マスター・トラスト-ジャパン・ストック・パッシブ・インベストメント・ファンド」を通して、日本の株式に投資を行い、「野村マネーマザーファンド」を通して、円建ての短期有価証券等に投資を行う。
また、このファンドには投資対象資産の運用に加えて、為替取引による通貨の運用を行うという特徴があり、為替取引手法に応じて10のコースがある。
為替取引によるプレミアムや為替差益の確保を目指す10コース
為替取引手法の異なる10のコースは、米ドルコース、ユーロコース、豪ドルコース、ブラジルレアルコース、トルコリラコース、メキシコペソコース、中国元コース、インドネシアルピアコース、インドルピーコース、ロシアルーブルコースで、これらの通貨の運用を行うことで、為替取引によるプレミアムや為替差益の確保を目指す。
各コースそれぞれ、収益分配の頻度が異なる「毎月分配型」と「年2回決算型」の2つが用意されている。なお、スイッチングに関しては「毎月分配型」と「年2回決算型」それぞれの型の範囲内でのコース変更は可能であるが、「毎月分配型」の各コースから「年2回決算型」の各コースへの変更といったように、型をまたいでの変更は不可となっている。
野村アセットマネジメント株式会社ホームページ
http://www.nomura-am.co.jp/fund/pros_gen/Y1180216.pdf