日興アセットマネジメント、世界経済を牽引する20カ国に投資する新商品の設定を発表
日興アセットマネジメントは投資信託新商品「日興グラビティ・グローバル・ファンド(愛称:GG10+10)」の設定を7月31日に行うことを発表した。
世界各国の金融商品取引所に上場されている株式、株価指数先物取引にかかる権利および上場投資信託証券などを実質的な主要投資対象とした商品で、信託期間は2013年7月31日から2023年7月12日まで、信託金限度額は8 ,000億円(当初設定上限額は5,000億円)収益分配は年1回となっている。
運用はファミリーファンド方式で行い、マザーファンドである「グローバル株式マザーファンド」を通して、実質的な主要投資対象に投資を行う。
アドバンス・マトリクスを用いた投資対象国の選出
投資対象国は、世界経済のけん引役としてさらなる経済発展が見込まれ、株価の成長が期待されている20カ国(原則として先進国10カ国+新興国10カ国)とされている。
今後は、世界経済の足元で進みつつある、IT革命、グローバル化、新興国の近代化、先進国の少子高齢化という4つの大潮流に順応・対応し、「経済の高度化」を実現できる先進国や新興国の一部が世界経済をけん引くしていくとされている。
経済発展や株価を左右すると考えられている、「経済の高度化」、「経済規模の拡大」、「政治経済の安定」などの要因を考慮した日興アセットマネジメント独自の評価ツールである「アドバンス・マトリクス」を用いて各国を評価し、投資対象国を選出する。
投資対象国を選出した後は、「2国間の貿易量は互いの経済規模が大きく、距離が近いほど大きくなる」という国際経済学の「グラビティ理論」に基づき、現在および予想GDPや、物理的・実質的な距離などから各国の理論貿易量を推計し、国別の配分比率を算出する。
日興グラビティ・グローバル・ファンド交付目論見書
http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/653349/file/