三菱UFJ投信、世界の公社債に投資する新商品の運用を開始
三菱UFJ投信株式会社は投資信託新商品「バリュー・ボンド・ファンド<為替リスク軽減型>/<為替ヘッジなし>(毎月決算型)(愛称:みらいの港)」の運用を7月31日に開始した。
(この画像はイメージです)
新興国を含む世界の米ドル建を中心とする公社債等を実質的な主要投資対象とした商品で、「為替リスク軽減型」と「為替ヘッジなし」の2つのファンドから構成されている。
信託期間は2013年7月31日から2023年4月6日まで、信託金限度額は各ファンド5,000億円で、収益分配は毎月6日の決算時に行われる。なお、初回の分配は原則として第3決算日である2013年11月6日に実施される。
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施され、ケイマン籍円建外国投資信託「マルチ セクター バリュー ボンド ファンド-(JPYヘッジドクラス/JPYノンヘッジドクラス)」を通して世界の公社債等に投資が行われる他、円建投資信託「マネー・マーケット・マザーファンド」を通してわが国の短期公社債等にも投資が行われる。
6つの公社債等に投資
ファンドの実質的な主要投資対象である世界の公社債等は、国債・地方債・政府機関債、投資適格社債、ハイイールド債券、資産担保証券・モーゲージ証券、バンクローン、転換社債を指し、これらに投資を行うことで、利子および値上がり益を合わせたトータルリターンの獲得を目指す。
円建外国投資信託の運用は、1928年にボストンで設立されて以降、欧州・米国の株式・債券の運用に強みを持つ「パイオニア・インベストメンツ・グループ」の傘下である「パイオニア・インスティテューショナル・アセット・マネジメント・インク」が行う。
ポートフォリオは、ボトムアップ・アプローチとトップダウン・アプローチの両方を用いて構築され、債券種別間の低相関を考慮して、配分比率は機動的に変更される。
バリュー・ボンド・ファンド交付目論見書
http://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/251665/