資源国のソブリン債券に投資
ピクテ投資顧問株式会社は投資信託新商品「ピクテ資源国ソブリン・ファンド(1年決算型)」の運用を9月13日に開始した。資源国のソブリン債券や準ソブリン債券を実質的な主要投資対象とした商品で、運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施される。
ルクセンブルグ籍外国証券投資信託「ピクテ・グローバル・セレクション・ファンド-資源国ソブリン・ファンド クラスP分配型受益証券」を通して、資源国のソブリン債券・準ソブリン債券等に投資が行われる他、「ピクテ-ショートターム・マネー・マーケットJPYクラスI投資証券」を通して、発行体の信用格付けがA2/P2以上の短期金融商品等にも投資が行われる。
決算日は年1回毎年12月15日(休業日の場合は翌営業日)となっている。
特徴のある8カ国が投資対象
ファンドが主に投資を行う「資源国」とは、「エネルギー資源、鉱物資源、食糧・食料資源等の資源を産出する国で、その資源がその国の経済、日本の経済あるいは世界の経済に影響を与える国」と定義されており、銅の埋蔵量が世界一である「チリ」や、世界一の広さの天然塩田を有する「メキシコ」など、それぞれ特徴のある8カ国が組み入れ国となっている。
これらの国に分散投資を行うが、原則として、円・米ドル・ユーロを除く現地通貨建てとしている(補助的に円・米ドル・ユーロ建てのソブリン債券などに投資する場合もあり)。
ファンド全体のポートフォリオ平均格付けは、スタンダード&プアーズによる信用格付けで「A-格」(またはそれと同程度の信用度を有すると考えられている信用格付け)以上を保つこととしている。
ピクテ資源国ソブリン・ファンド(1年決算型)交付目論見書
http://www.pictet.co.jp/wp-content/uploads/2013/09/