競争優位性を持つ日本企業に投資
インベスコ投信投資顧問株式会社は投資信託新商品「インベスコ 日本株式アドバンテージ・ファンド(愛称:なるほど!ニッポン)」の運用を開始している。
わが国の金融商品取引所に上場されている、持続的な競争優位性を持つ日本企業の株式を実質的な主要投資対象とした商品で、TOPIX(東証株価指数)(配当込み)をベンチマークとして運用が行われる。
信託期間は2013年8月23日から2023年8月10日まで、収益分配は年1回8月10日(ただし、同日が休業日の場合は翌営業日)の決算日に実施される。
分配金の受け取り方法が異なる「分配金再投資コース」と「分配金受取りコース」の2コースが用意されており、「分配金再投資コース」で申し込みを行うと、分配金が税引き後に無手数料で再投資される。
運用はファミリーファンド方式で実施し、マザーファンドである「インベスコ 日本株式アドバンテージ マザーファンド」を通して、わが国の株式などに投資が行われる。
3つの要素に着目した投資銘柄の選定
投資対象銘柄の選定にあたっては、持続的な競争優位性を待つ要素として、「ブランド力」、「技術開発力」、「顧客基盤」などに着目する。
これらの要素を持つ企業は、強固な収益とフリー・キャッシュフローを創出し、株主価値の向上や中長期での株価上昇への期待につながるとしている。
日本国内の上場株式(IPO銘柄も含む)のうち、流動性や財務の観点からのスクリーニングを経たもののなかから、ファンダメンタルズ調査によって、これらの要素を持つ企業を選定した後、予想フリー・キャッシュフロー利回り(フリー・キャッシュフローに対する株価の割安度を評価した値)や流動性の最終評価などを考慮して、ポートフォリオが構築される。
インベスコ 日本株式アドバンテージ・ファンド交付目論見書
http://www.invesco.co.jp/attach/141301/f1/