米国、カナダ、メキシコの3カ国企業の株式に投資
みずほ投信投資顧問株式会社は投資信託新商品「北米3カ国株式ファンド(愛称:CAMトリオ)」の運用を10月1日に開始した。
北米(米国、カナダ、メキシコの3カ国)企業の株式(DR(預託証書)を含む)を実質的な主要投資対象とした商品で、運用は「北米3カ国株式マザーファンド」をマザーファンドとするファミリーファンド方式で行われる。また、信託期間は2023年9月7日まで、決算日は毎年3月、6月、9月、12月の各7日(休業日の場合は良く営業日)となっている。
マザーファンドの運用は、運用資産総額約370兆円(2013年3月末現在)におよぶ、世界最大級の独立系資産運用グループ「ブラックロック・グループ」の一員である「ブラックロック・ファイナンシャル・マネジメント・インク」のフレキシブル運用チームが行う。
北米企業の株式から30~60銘柄程度を厳選してポートフォリオが構築され、当初の国別基本配分比率は、米国60%、カナダ20%、メキシコ20%を基本とし、市場環境に応じて適宜変更が行われる。
世界をリードする強大な経済圏
巨大な資本を持ち、世界最大の消費市場である米国、潤沢な天然資源を持つカナダ、豊富な労働力を持つメキシコの3カ国はNAFTA(北米自由貿易協定)をベースとする強大な経済圏を形成しており、その規模は世界の約4分の1を占める。
経済成長率も高く、1993年当時7.7兆米ドルであった3カ国の合計名目GDPは、2012年には伸び率142%の18.7兆米ドルとなったが、2018年にはさらにそこから34%成長し、24.9兆米ドルに達するという予想もある。
北米3カ国株式ファンド公布目論見書
http://www.tokaitokyo.co.jp/pdf/products/fund/