日本株式に投資する新商品
ピクテ投信投資顧問株式会社は投資信託新商品「ピクテ日本厳選株 アルファ・プラス<愛称:日本株DX(デラックス)>」の運用を9月30日に開始した。
日本企業の株式(REIT(不動産投資信託)も含む)を実質的な主要投資対象とした商品で、信託期間は無期限、信託金限度額は1,500億円、収益分配は毎年1月、7月の各15日(休業日の場合は翌営業日)となっている。
運用はファンド・オブ・ファンズ形式で実施される。「ピクテ・グローバル・セレクション・ファンド-日本株オポチュニティーズ・ファンドクラス(HP USD)-JPY受益証券」を通して、日本企業の株式等に投資が行われ、「ピクテ-ショートターム・マネー・マーケットUSD クラスI投資証券」を通して、短期金融商品等にも投資が行われる。
なお、このファンドには「円コース」と「米ドルコース」の2つのコースが用意されており、「米ドルコース」では、日本株式への投資に加えて、円売り米ドル買いの取り引きを行うことによる為替差益やプレミアムの確保も目指していく。
ロンドンと共同して幅広い銘柄を選定
投資銘柄の選定は、東京だけではなくロンドンと共同して行う。グローバルな視点で、大型株から中小型株式まで幅広い銘柄の業績や割安度に着目し、選定を行う。
また、運用時には一部デリバティブ取り引きを利用することにより、通常の日本株への投資に加え、割安な銘柄を買い建て、逆に割高な銘柄を売り建てる「ロング・ショート戦略」を取り入れ、収益の上乗せを目指していく。
ピクテ日本厳選株 アルファ・プラス(円コース)交付目論見書
http://www.pictet.co.jp/wp-content/uploads/2013/08/ピクテ日本厳選株 アルファ・プラス(米ドルコース)交付目論見書
http://www.pictet.co.jp/wp-content/uploads/2013/09/