「カナダドルコース」と「メキシコペソコース」の運用を開始
大和住銀投信投資顧問株式会社は同社が運用する投資信託商品「通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド」に「カナダドルコース(毎月分配型)」と「メキシコペソコース(毎月分配型)」の2コースを新たに追加し、8月7日に運用を開始した。
新興国の政府および政府機関等の発行する米ドル建ての債券を実質的な主要投資対象とした商品で、信託金限度額は各コース7,000億円、信託期間は平成25年8月7日から平成31年7月16までの約6年間、収益分配は原則として毎月16日の決算日時に行われる。
運用はファンド・オブ・ファン形式で実施され、ケイマン諸島円建て外国投資信託証券「グローバル・エマージング・マーケッツ・ボンド・ファンド CAD Class」(カナダドルコース)および「グローバル・エマージング・マーケッツ・ボンド・ファンド MXN Class」(メキシコペソコース)を通して、米国ドル建ての新興国債券に投資を行う他、大和住銀投資顧問株式会社が運用を行う国内籍親投資信託「キャッシュ・マネジメント・マザーファンド」を通して円建ての短期公社債等にも投資が行われる。
外国投資信託証券の運用は、グローバルに資産運用業務を行う米国「T.ロウ・プライス・グループ」の運用会社である「T.ロウ・プライス・インターナショナル・リミテッド」(所在地:英国ロンドン)が行う。
さまざまな通貨で運用
「通貨選択型エマージング・ボンド・ファンド」は主に米ドル建てのエマージング債券への投資に加えて、特定の通貨で為替取引を行うことで、プレミアムを獲得することを目指す商品となっている。
今回は「カナダドルコース」と「メキシコペソコース」が追加されたが、他にも「ブラジルレアルコース」、「豪ドルコース」、「トルコリラコース」など、さまざまなコースが設定されている。
大和住銀投信投資顧問株式会社ホームページ
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