国内初、米国のリートを対象としたインデックスファンド
日興アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「インデックスファンド US リート(毎月分配型)」を3月10日に設定することを発表した。
米国の金融商品取引所に上場されている不動産投資信託証券(USリート)を主要投資対象とした商品で、信託期間は2029年2月20日まで、決算日は毎月20日となっている。
米国のリート市場の動きを表す代表的な指数である「S&P 米国 REIT 指数(円換算ベース)」の動きに連動する投資成果を目指して運用が行われる商品で、米国のリートを対象としたインデックスファンドは国内初となる。
髙木証券株式会社が3月10日から取り扱いを開始する予定となっている。
USリートの特徴
2013年12月末現在、USリートは、価総額は90兆円とされている世界のリート市場の59%を占め、世界最大級の銘柄数と時価総額規模を誇る。
小売り、住宅、オフィス、ヘルスケア、ホテル、倉庫など、他の主要国のリート市場と比較して投資セクターが多岐にわたっており、その豊富な選択肢もUSリートの魅了の一つとなっている。
また、利益の90%以上を配当として分配することなどにより、実質的に法人税の優遇措置を受けることができることから、他の米ドル建ての主要資産と比較して利回り水準が高い傾向にあるなどの特徴もある。
インデックスファンドUSリート交付目論見書
http://www.nikkoam.com/files/lists/release/