値上がりが期待できる中小型株式に投資
日興アセットマネジメント株式会社は投資信託新商品「Jキャップ日本株ファンド」の運用を12月20日に開始した。わが国の金融商品取引所上場株式(これに準ずるものを含む)のなかで、値上がりが期待できる中小型株式を実質的な主要投資対象とした商品で、信託期間は2028年11月27日まで、信託金限度額は3,000億円、決算日は毎年11月25日(休業日の場合は翌営業日)となっている。
運用はファミリーファンド方式で実施され、マザーファンドである「日本中小型株式アクティブ・マザーファンド」を通して、投資対象である中小型株式に投資が行われる。
会社側への取材を重視した企業調査
投資対象銘柄の選定にあったては、まずわが国の金融商品取引所上場株式のなかから、買い付け時点の時価総額で5,000億円以下の企業の銘柄を抽出する。さらにそこから、企業調査に基づいて値上がりが期待される銘柄を厳選し、ポートフォリオを構築する。
企業調査は主に政治・経済情勢(内外景気や為替・金利・税制などの変化)、業界状況(産業構造の変化や技術革新など)、社会状況(社会慣習の移り変わりや消費者の嗜好の変化など)、個別企業の状況(業界内の位置づけ、コスト競争力、業務提携、戦略的投資、株主政策など)を考慮しつつ、経営陣との面談など、会社側への取材を重視して行われる。
Jキャップ日本株ファンド交付目論見書
http://www.nikkoam.com/files/fund_pdf/642231/file/