募集期間7月30日まで。宮崎銀行と北陸銀行で販売。
日興アセットマネジメント株式会社(以下、「日興アセット」)は、単位型投資信託の新商品「US バンクローンファンド(為替ヘッジあり)2014-07」を2014年7月31日に設定し、運用を開始することを発表した。
米国の優先担保付バンクローン(貸付債権)を実質的な主要投資対象とした商品で、信託期間は2017年11月15日まで、収益分配は年4回(2月、5月、8月、11月の各15日(休業日の場合は翌営業日))の決算日に実施される。募集期間は7月7日から7月30日までで、販売会社は株式会社宮崎銀行と株式会社北陸銀行だ。
実質的に投資対象とする外国投資信託の運用は、バンクローンの豊富な運用実績を有する米国の大手資産運用会社PIMCO(パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー・エルエルシー)が行い、外貨建て資産については、為替変動リスクを回避するため原則として為替のフルヘッジが実施される。
高い利回りと金利上昇時の優位性が魅力のバンクローン
「バンクローン」とは、銀行が企業などに行った融資(貸付債権)のうち、流通市場で取り引きされているものを指す。また、バンクローンは信用格付が相対的に低い企業への貸付債権のため、相対的に高い利回りが期待できるという特徴がある。
デフォルト率(債務不履行率)は、近年では概ね低位で推移しているうえ、機械設備、売掛金、在庫品、不動産、保有株式、商標権、特許権など、企業が保有する大部分の資産が担保となるので、デフォルトした場合の元本回収率は社債などと比較して高い水準にある。
さらに、一般に変動金利が採用されているため、金利の上昇局面では高いパフォーマンスが期待できる点なども魅力の1つだ。
日興アセットマネジメント株式会社ホームページ
http://www.nikkoam.com/files/lists/release/140620_j.pdf