ドバイの復権なるか?イスラエルと取引拡大
ドバイで1月に起きたイスラム原理主義組織ハマスの幹部が殺害される事件にイスラエルの情報機関の関与が疑われ、2国間の緊張は高まっている。アラブ諸国ではイスラエル製品の非買運動が起きているが、ドバイのダイアモンド会社はイスラエルから輸入、販売している。
他の国々がしない手法で巨万の富を得てきたドバイ。このケースも同様である。
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民族融和にむけて
債務危機と不動産暴落に苦しむドバイとしては、中東地区の商業拠点としての復権をもくろむ。そのためにはイスラエルとの関係は断ち切れない。
イスラエルとの通商はオマーンやカタール、サウジアラビア市場へつながる。利益拡大のチャンスである。
長きに渡り睨み合ってきたユダヤ人とアラブ人の間に寛容の精神が生まれることで、将来の発展が見えてくる。
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