特効薬はアンチウイルスソフト?
6月半ばにオーストラリアで行われた「ISTAS 2010」国際シンポジウムにおいて、イギリスのマーク博士がコンピューターウイルスに感染した経験を元に研究発表した。
人間がPCウイルスに感染するメカニズムとは
人体にICチップを埋め込む事例は珍しくなくなったという。博士は右手にチップを埋め込んで認証研究をしていた。あるとき、故意にPCウイルスに感染させる実証実験を敢行したところ、ネットワーク上のシステムを麻痺させる体になってしまったとのこと。
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現実社会での危険性は
今回は単なるテストであるが、ICチップはコンピューターさながらの高度な能性を持つためウイルス感染の危険も増加しており、自分や周囲に影響を与える感染例が懸念されている。
人工心臓などに影響を与えかねないとして医学界から警鐘を鳴らされているものの、オンラインで埋め込んだICチップに”オペ”できるようになれば重要なことだと、この研究を評価する研究者もいる。
BBC News(英語)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/10158517.stm