平成22年・6月分の景気ウォッチャー調査結果
平成22年7月8日、内閣府が、平成22年度6月分の景気ウォッチャー調査結果を発表しました。
(画像は内閣府HPトップページ)
平成22年6月の景気の現状判断DI(ディフュージョン・インデックス)は、平成22年5月に比べ0.2ポイント減の47.5となりました。また、平成22年5月の先行き判断DI(2~3ヵ月先の景気の先行きに対する判断DI)は、平成22年4月に比べ0.4ポイント減の48.3となりました。
今回の景気ウォッチャー調査結果の特徴は
内閣府・景気ウォッチャー調査・平成22年6月調査結果(抜粋)によると、内閣府は、前月(平成22年5月調査結果(抜粋))と同様に、『今回の景気ウォッチャー調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は「景気は、厳しいながらも、持ち直しの動きがみられる」とまとめられる。』と指摘しました。
つまり、政府(内閣府)は、前月と同様に日本の景気は、今後も緩やかながら回復すると見ています。しかし、家計の部門を中心に先行き懸念が広がりつつあります。
今回の調査結果を見る限り、景気回復の傾向が継続されるかどうかは、厳しい情勢になりつつあります。しかし、雇用の増加も確認されたので、景気回復が持続するには、雇用の回復状況が今後のカギとされます。
内閣府
http://www.cao.go.jp/景気ウォッチャー調査(平成22年6月調査、平成22年7月8日内閣府発表)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2010/0708watcher/menu.html