住宅エコポイント実施状況が公表
平成22年7月9日、経済産業省は、「住宅エコポイントの実施状況について(平成22年6月末時点)」とりまとめたものを公表しました。
(画像は経済産業省前)
住宅エコポイントの申請状況(平成22年6月末)は、新築が10515戸、リフォームが29188戸、合計が39703戸となりました。
申請開始からの累計における住宅エコポイントの申請状況(平成22年6月末)は、新築が17426戸、リフォームが64408戸、合計が81834戸となりました。
住宅エコポイントの効果とは
経済産業省が発表した「住宅エコポイントの都道府県別実施状況(平成22年6月末時点)」との資料を見ると驚くべきことがわかります。
住宅エコポイントの実施状況を人口比で比べると、東京都や神奈川県などの都会より、北海道などの地方においてエコポイントの利用率が高いことがわかります。
つまり、住宅エコポイントは、都会より地方経済の活性化に貢献しているといえます。地方経済は、従来公共事業に依存してきたといわれ、最近の公共事業削減傾向で、地方経済は疲弊しています。
地方経済の活性化という観点からは、今回の経済産業省の住宅エコポイント制度は一定の成果を収めたといえます。
経済産業省
http://www.meti.go.jp/index.html「住宅エコポイントの実施状況について(平成22年6月末時点)」(経済産業省HP・報道発表)
http://www.meti.go.jp/press/20100709001/20100709001.html