5月の「消費動向調査」結果が発表
平成22年7月13日、内閣府は、平成22年6月の消費動向調査(全国、月次)の結果を発表しました。
(画像は内閣府HPトップページ)
平成22年6月の一般世帯の消費者態度指数は、43.5と平成22年5月に比べて0.7ポイント上昇しました。一般世帯の消費者態度指数の上昇は、6ヵ月連続です。
6月の「消費動向調査」結果の特徴は
今回、注目すべき点としては、5月の「消費動向調査」結果に続き、一般世帯の消費者態度指数を構成する消費者意識指標である「暮らし向き」(平成22年6月)が、43.6と平成22年5月に比べて0.6ポイント上昇したことです。
つまり、景気回復の実感が消費者にも浸透しつつある状況が、2ヵ月連続継続していることを意味します。また、「暮らし向き」の改善傾向が続くと、個人消費の増加も期待できます。
一方、「消費者が予想する1年後の物価の見通し」について、物価が上昇すると回答した人の割合が減少しました。
しかし、6月の「消費動向調査」結果から、内閣府は、平成22年5月に比べ上方修正となる「改善に向けた動きがみられる」との基調判断を示しました。今後は、指数全体の改善傾向が続くかどうかが注目すべき点です。
内閣府
http://www.cao.go.jp/消費動向調査(全国、月次)平成22年6月実施調査結果(内閣府HP内)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/2010/1006shouhi.html