７月貿易統計が発表！

平成２２年８月２５日、財務省は、平成２２年７月分貿易統計（速報）を発表しました。

平成２２年７月の輸出額は、５兆９８２８億円となり、平成２１年７月に比べ２３．５％増加となりました。一方、平成２２年７月の輸入額は、５兆１７８６億円となり、平成２１年７月に比べ１５．７％増加となりました。

平成２２年７月は、８０４２億円の貿易黒字となり、平成２１年７月に比べ１１９．９％増加となりました。前年同月を上回る結果となったのは、１４ヵ月連続です。

（財務省前）

平成２２年７月においては、前月に引き続き自動車や鉄鋼の輸出が拡大しました。一方、７月度の輸入は、液化天然ガス、鉄鉱石などが増加しました。

また、今回の貿易統計で注目すべき結果としては、平成２２年７月の中国向けの輸出額が、１兆１５６９億円となり、平成２１年７月に比べ２２．７％増加となりました。前年同月を上回る結果となったのは、９ヵ月連続です。

そして、最も注目すべきは、対中国の貿易において平成２２年７月は、１５８億円の貿易黒字となったことです。対中の貿易黒字は４ヵ月ぶりです。

中国を含むアジア圏への輸出入額は、日本の貿易総額において大きな割合を占めています、日本の景気動向を推し量る上でも、中国向けなどアジア圏の輸出入動向の行方は、今後も引き続き注目されます。



財務省
http://www.mof.go.jp/index.htm
財務省貿易統計（財務省サイト内）
http://www.customs.go.jp/toukei/info/index.htm

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