北京で初めて住宅ローンを組み住宅を購入する人の平均年齢は27歳と、北京の若者が早いうちから両親の協力のもと住宅を購入することがわかった。(ドイツ・日本の平均年齢は42歳、アメリカでは30歳以上)
链家地产市场研究センターと光大銀行が行った中古住宅購入の分析報告によると、2007年34歳であったのが2010年では27歳と、近年、北京の住宅購入者の平均年齢が年々下がってきているという。
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現在、新卒大学生の月給は大体3000~5000元で、数年後昇給した場合、10000元前後となる。北京の住宅を1㎡あたり2万元で計算すると、80㎡の普通の住宅で160万元。結婚適齢期ともいえる27歳で購入し15年ローンを組んだ場合、若い夫婦は毎月9000元のローンを負担する厳しい経済状況におかれる。
この問題は、住宅購入層の若年化だけでなく、北京の不動産市場における長期的な供給不足や、高騰した住宅価格のコントロールを難しくしている。
ある専門家は次のように話している。
「どのようにして、若者の両親へ依存した住宅購入欲求を抑えるか、両親が抱える家が無いことへの不安を抑えるかが、北京の不動産市場を健康な状態へと導くカギとなる。」
「北京首套房贷者平均年龄27岁 远低于美德日」
中国新闻网(中国語)
http://www.bj.chinanews.com.cn/news/2010/0827/10509.html