前年比4.3%増で2カ月連続の増加
国土交通省が31日に発表した新設住宅着工戸数は、前年比4.3%増の68,785戸と、2カ月連続の増加となった。賃家は減少したものの、持ち家と分譲住宅の増加により全体ではプラスとなった。
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scarletgreen's photostream持ち家と分譲住宅に追い風
内訳は、持ち家が公的資金による持ち家の増加により、4.4%増の27,181戸で9カ月連続の増加、分譲住宅はマンションの増加が寄与し、27.3%増の15,201戸で5カ月連続の増加となっている。一方、貸家は5.9%減の25,673戸で20カ月連続の減少だ。
低金利と住宅ローン減税など、住宅販売には追い風だ。しかし水準は7月としては比較できる1965年以降で2番目に低い水準だ。国交省は「本格的な回復にはまだ時間がかかる見込み」と話している。
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/common/000122581.pdf