失業率6ヵ月ぶりの改善
総務省が発表した7月の完全失業率は前月より0.1ポイント低下の5.2%となり6ヵ月ぶりに改善した。完全失業率とは働く意欲がありながら職がなく求職活動をしている人の数。男女別では男性0.1ポイント低下で5.5%、女性では0.2ポイント低下の4.7%といずれも改善した。
7月の完全失業者数は331万人と1年前に比べ28万人減少した。2ヶ月連続で失業者数は減少している。しかし依然完全失業率は5%台で失業者数は300万人を超えており、厳しい雇用情勢は続いている。
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求人倍率も小幅改善
厚生労働省が発表した求職者ひとりに対する求人を示す7月の有効求人倍率は0.53倍で0.01ポイント上昇して3ヵ月連続で改善した。
就業者数は6271万人で前年に比べ1万人増加し、30ヶ月ぶりの増加となった。産業別就業者数は,1年前に比べ「医療,福祉」,「宿泊業,飲食サービス業」などが増加となった。
出典(総務省「労働力調査」)
総務省 統計局
http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.htm#01