猛暑のせいで秋物は…
株式会社ファーストリテイリングは9月2日、ユニクロの8月期の売上推移速報を発表した。7月は猛暑景気の影響からか、既存店で前年度比o.4%増だった売上高が、同9.3%の大幅減となった。
ユニクロは昨年の9~10月に、連続で売上高30%超の増加を記録した後、徐々に減速傾向を示し始め、本年1月からは前年度比マイナス16%程度からプラス3%程度の間を行き来している。また客単価は既存店で昨年12月より9ヶ月連続の前年割れとなっている。
(画像はイメージ)
直営店は健闘も・・・
直営店やダイレクト販売の場合も客単価の9ヶ月連続減は変わらないが、客数や売上高に関しては粘り強さをみせる。既存店で9.3%減だった売上高は、直営店では1.5%減、ダイレクト販売を含めても2.2%減で踏みとどまった。
残暑は当分続きそうだが、秋物の販売好調を望む。
編集部 宗近 明
株式会社ファーストリテイリング
http://www.fastretailing.com/jp/