たばこ値上げを前に
ほとんどの銘柄でたばこや10月1日から値上げとなる。その時を前に、禁煙外来の受診者や、禁煙補助商品の売れ行きが好調だ。
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禁煙外来受診者が増加
日本橋にあるクリニックでは、禁煙挑戦者がJTによる値上げが発表された4月以降で1.2倍に増えた。
一般的な禁煙治療では、8~12週間に5回の診察を受ける。自己負担額は1万2000円から1万8000円程度で、一日ひと箱吸う喫煙者であれば1カ月分のたばこ代に相当する。
また、禁煙外来を設置する医療機関の数もこの1年で1割以上増加している。
禁煙補助商品も売れ行き好調
禁煙補助商品の売れ行きも好調だ。マルマンの「禁煙パイポ」は6月ごろから売り上げが増え、8月には前年同月比の2倍の売り上げとなった。5月発売の「禁煙アメ」も好調だ。
一方で、日本たばこ産業(JT)は喫煙率減少に拍車がかかることを見据え、危機感を募らせている。今後のたばこ税増税に反対するなど警戒を強めているとのことだ。
Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100906-00000086-san-bus_allJT
http://www.jti.co.jp/