前年度比86.0%
サッポロビール、サントリー、アサヒビール、キリンビール、オリオンビールの5社が加盟する、「発泡酒の税制を考える会」が、平成22年8月分の発泡酒市場の動向を発表した。
発表によると、8月の国産発泡酒の課税移出(引取)数量は、国産で前年同月比86.0%となった。これは数量で8万6,088KLになる。輸入発泡酒は数量119KLで前年同月比138.9%の増加。
容器別の販売動向では、缶での販売が全体の94.9%を占めるが、販売量としては前年比で86.1%と落ち込んだ。
1~8月でも8割程度
また用途別の販売量も、家庭用・業務用ともに85%をやや上回る程度。例年にない猛暑も販売のプラス材料とはならなかったもよう。
平成22年1~8月の課税移出(引取)数量でも、総数で65万5,768KL、前年度比では81.0%と低調な数字になった。
編集部 宗近 明
発泡酒の税制を考える会
http://www.happoshu.com/index.html発泡酒市場動向マンスリーレポート
http://www.happoshu.com/mr-8po/index.html