男性や若い世代が「友の会」会員に
百貨店の「友の会」の会員が、男性や若い世代を中心に急増している。月1万円を積み立てると、1年で13万円分の商品券が受け取れるという「高利回り」の得点に注目が集まっているようだ。
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他の金融商品より魅力的
高島屋の友の会「ローズサークル」では、今期前半の新規会員数が同年同期比38%増の8500人と、過去10年で最高の伸びを記録した。そのうちのほぼ半分が男性だ。
新規の男性会員は、他の金融商品と比較して入会を決めたという人が多かったようだ。
小田急、阪急でも 顧客が戻ってくるきっかけに
小田急百貨店では、4月に積立期間が半年のコースを新設したところ、半年の獲得目標1400人が2カ月で集まった。阪急百貨店でも、今年に入り新規会員が毎月5%程度増えているという。
百貨店業界は、8月の全国売上高が30カ月連続の前年割れとなるなど低迷が続いている。そのため、友の会によって専門店に流れた顧客を戻したいという期待がある。
MSN 産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100919/biz1009191938005-n1.htm