8月の全国百貨店売上高が発表
平成22年9月17日、日本百貨店協会が、「平成22年8月 全国百貨店売上高概況」を発表しました。
(画像は、日本百貨店協会HPトップページ)
平成22年8月の全国百貨店売上高は、平成22年7月に比べ、3.2%減(店舗数調整後)の4346億円余りとなりました。売上高の減少は、30ヵ月連続となりました。
また、8月の百貨店売上高の対前年増減率を見る限り、都市部(全国主要10都市)の百貨店と比べ、地方(主要10都市以外の地方)の百貨店が相変わらず苦戦している状況です。
8月の全国百貨店売上高の特徴は
8月の全国百貨店売上高の最大の特徴として挙げられるのは、前月と異なり売上高の減少率が拡大したことです。
猛暑による売上増が期待されたにも関わらず、8月の売上高の減少率(対前年同月比)が拡大した要因としては、円高による景気の減速懸念による宝飾品などの高額商品の売上減や猛暑による秋物ファッションの売上減が挙げられています。
そんな中、「三越銀座店」が、9月11日に新装オープンをし、客足が好調と言われています。今後は、来月の百貨店売上高において銀座の百貨店戦争が、どのように影響を与えるかが注目されます。
日本百貨店協会
http://www.depart.or.jp/百貨店売上高(日本百貨店協会HP内)
http://www.depart.or.jp/common_department_store_sale/list