パブリック・コメントの結果は
東京証券取引所の斉藤社長は24日、取引時間の見直しに関して実施したパブリック・コメントの結果について、昼休み撤廃に反対する意見が多数となったことなどを話した。
板寄せの機会減少で利便性が低下
ロイターの報じるところによると、昼休み撤廃に賛成する意見としては、
「昼休みのない欧米に合わせるべき」
「サラリーマンの取引機会が増える」
という意見がある一方で、反対意見には
「(大量に注文を執行できる)板寄せの機会が減り、それに伴い流動性が減少し利便性が低下する」
などがあったという。
結論はまだ
斉藤社長は、取引時間見直しの結論についてまだ決まっておらず、
「寄せられた意見を踏まえ、もう少し時間をかけて結論を導き出す」
と語っている。
ロイター
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17360420100924東京証券取引所
http://www.tse.or.jp/index.html