破産申し立て、水戸地裁で受理
茨城県住宅供給公社は巨額の債務超過に陥っており、以前より茨城県が破産による解散の方針を示していたが、28日に開催した理事会にて破産を正式に決めた。
その後、破産の申し立ては水戸地裁にて受理された。都道府県などが設立した地方住宅供給公社で破産を申し立てたのは全国で初めてとのこと。
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破産管財業務、始まる
同公社は、バブル期に購入した土地などが処分できずに、価格が下落したことが原因で債務超過に陥っていた。
県では、第三セクター等改革推進債を活用して、県が損失補償等を行い、公社を解散することとし、必要な議案を県議会第三定例会に提案したところだった。
今後は、裁判所で破産手続き開始決定がなされた時点で、破産管財人が選任され、公社の保有資産の管理・処分等の破産管財業務が行われることとなる。
茨城県住宅供給公社
http://www.ijk.or.jp/