30日に電池事業で提携
三井物産は30日、電気自動車(EV)や中国における電気自動車、スマートグリッド向け二次電池製造・販売事業への参入を目的に、北京建龍重工集団有限公司(建竜集団)と、同社傘下の天津市捷威動力工業有限公司(天津捷威)への出資参画について基本合意し、増資引受の関連契約を締結した。
中国の車用電池メーカーに日本企業が出資するのは初めて。
成長が期待される二次電池
二次電池は、EVやスマートグリッドに向けた需要の拡大が見込まれ、環境ITの中核として成長が期待される分野。
今後、自動車市場が拡大すると予測される中国では、Co2排出削減に繋がるEVの普及が課題となっており、EVとその関連産業が急成長することが予測されている。
EVにおいて重要な要素となる二次電池市場は、それに伴い拡大が見込まれている。
新しい環境ITビジネスを
三井物産は、今回の事業を通じて、二次電池を核にした新しい環境ITビジネスの価値創造を目指したいとしている。
三井物産リリース
http://www.mitsui.co.jp/release/2010/1190675_3893.html