フリーメールアドレス利用は65% うち55.1%がGmail
インターネットリサーチのMMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)が「ビジネスに活用しているデジタルツール(クラウド環境)に関する実態調査」をオンライン上で実施し、9月28日に結果を発表した。調査期間は2010年9月21日~2010年9月27日の7日間。有効回答者数は486人で、調査対象はインターネットMMD研究所のビジネス会員。対象内訳はiPhoneユーザー 209人43.0%)と非iPhoneユーザー 277人(57.0%)。
それによると「仕事にフリーメールアドレスを活用している」のは全体の65%になることがわかった。利用しているフリーメールサービスの内訳(複数回答可)はGmail(55.1%)、Yahoo!メール(28.4%)、Hotmail〈WindowsLive〉(17.3%)など。Gmailの利用度の高さが際立つ結果となった。
iPhone(iPad)ユーザーを対象に「ビジネスメール(会社のメールなど)をiPhone(iPad)でチェックしているか」の問いには65.0%が「チェックしている」と回答。
(画像はイメージ)
スケジュール管理は72.6%がWebサービスを利用
「仕事のスケジュール管理にWEBサービス(有料・無料含む)、グループウェアなどを使っているか?」の問いには、全体の72.6%が「利用している」と回答。利用しているサービスの内訳(複数回答可)はGoogleカレンダー(33.5%)、サイボウズ(23.0%)、desknet's(10.9%)などが挙がった。
「連絡先(アドレス)は主に何で管理しているか?」の問いには全体の44.2%が「携帯電話やスマートフォンのアドレス帳」と回答。「手帳(手書きのアドレス帳)」で管理しているという回答はわずか2.7%。
iPhoneユーザーの82.3%がTwitterを利用
情報収集やコミュニケーションなど、ビジネス用途で利用しているソーシャルメディア・WEBサービスに関する調査では、「Twitter」を利用しているという回答が全体の64.8%。iPhoneユーザーのTwitter利用が特に多く82.3%にのぼった。iPhoneとTwitterの親和性の高さが伺える。
mixi(30.9%)、各種RSSリーダー(28.6%)、Skype(22.8%)、Facebook(22.2%)などのサービス・ツール(複数回答可)もそれぞれ一定数が利用していることもわかった。
iPhoneユーザー、非iPhoneユーザーにぞれぞれ「携帯電話(フィーチャーフォン)とスマートフォンではどちらがビジネスシーンでの利用に適していると思うか?」の問いには、iPhoneユーザーの55.0%、非ユーザーの32.9%が「スマートフォンの方が適していると思う」と回答。
MMD研究所
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