中小企業相当相会合が閉幕
岐阜市で開催されていたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の中小企業相当相会合が閉幕した。域内の成長戦略を実現するために中小企業の国際的な事業展開を支援することなどで合意した。
大畠章宏経済産業相が総括
今年のAPECは15年ぶりに日本が議長国となり、3日までの2日間、岐阜市で中小企業相当相会合が開かれた。
議長の大畠章宏経済産業相は、3日の共同記者会見で、クリーンでグリーンな岐阜の地で議論が行われたのは有意義だったと総括した。
共同閣僚声明に明記
共同閣僚声明では、中小企業を「繁栄と雇用の重要な源泉」で「技術革新の中心的な担い手」であると位置づけ、その発展はAPEC域内の成長戦略を実現する鍵になるとしている。
また、中小企業が参加しやすい国際展示会の開催など、3つの柱からなる行動指針「岐阜イニシアチブ」を明記している。
今回の会合の成果は、来月横浜市で開かれるAPEC首脳会議に反映される。
2010年日本APEC
http://www.apec2010.go.jp/