オフィスビル仲介大手の三鬼商事(株)が、7日に発表した9月末時点の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の平均空室率は、前月末より0.16ポイント改善し9.01%となったと、日経新聞などが報じている。
オフィス賃料下落もあり、大型ビル中心に契約が増加
三鬼によると、9月末の平均賃料(共益費含まず)は3.3平方メートルあたり1万7709円となり、前月末より123円(0.69%)下落したという。
この賃料下落を受け、大型ビルを中心に契約が増えた模様だ。
(株)ビルディング企画の調査した空室率でも、0.35ポイント改善の9.06%となったといい、一部企業に事務所面積を拡げる動きが見られるとのこと。
三鬼では、賃料が上昇に変わるのには、まだ少し時間がかかるとみている。
三鬼商事(株)
http://www.e-miki.com/index.html(株)ビルディング企画
http://www.building.co.jp/日本経済新聞
http://www.nikkei.com/