主婦の43.2％が「仕事はフリーペーパーで探す」

モバイルコマース調査のMMD研究所がメディアインクルーズ株式会社の運営するモバイルメディア「ママイコ」と共同で「主婦の求職・再就職、及び育休制度に関する意識調査」を実施し、10月6日にその結果を発表した。調査対象は10～40代以上の主婦で、2010年9月22日から2010年10月3日の12日間で調査を実施。調査方法はモバイルWEB。得られた有効回答数は679件。

「現在働きたいと思うか」の問いには「すでに働いている」が23.7％、「働きたい」が51.1％、「働く予定はない」が25.2％。主婦の高い労働意欲が浮き彫りになった。

次に「働きたい」と回答した主婦を対象に「現在まだ働いていない理由」について質問したところ、「家事や子育てで余裕がないから」が49.3％。次いで「保育園・保育所の定員がいっぱいだから」（21.3％）、「仕事を探してもなかなか見つからないから」（17.3％）。保育施設不足の問題が解消されない状況を示す数値となった。

（画像はイメージ）
「仕事を探す時どのようにして探しているか」（複数回答可）については「フリーペーパー」が最も多く43.2％となった。次いで「携帯電話の求人サイト」（33.7％）、「ハローワーク」（31.7％）、折り込みチラシ（30.2％）、友人・知人の紹介（16．5％）、「お店の求人募集の貼り紙」（16.3％）の順。

「結婚・出産をする前に働いていた会社に育休制度があったか」の問いには、「育休制度はなかった」（29.1％）「育休制度はあったが利用しなかった」（20.8％）、「育休制度があったかわからなかった」（18.0％）となった。対して「育休制度があり、利用した」という回答は16.9％にとどまった。



MMD研究所
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